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誰の心にも響かないのがプレゼンの失敗作

慶應義塾大学SFC入試 3分間動画プレゼン対策法 第5回

誰の心にも響かないプレゼンが失敗作

はじめに

 「慶應クラス」という慶應義塾大学進学専門塾を主催している塾長の牛山です。
 本日ご紹介する記事は、以前書かせていただいた「我が子を確実に慶應大学に合格させる教育法」という記事のスピンオフ編です。『慶應sfc入試の3分間動画プレゼン対策法』と題しまして、慶應大学に合格するための秘訣をご紹介していきます。

プレゼンのゴールは心を動かすこと

 プレゼンに正解はありません。多くの人は、プレゼンで自分の優秀さをアピールしようとします。しかし、自分の優秀さをアピールするよりも、自分が優れていない点をアピールする方が、人には気に入られることが少なくありません。誰も自慢ばかりする人は好きではないからです。

一言もアピールせずに成功したプレゼンの事例

 プレゼンとは何かを示すよい事例でもあるので、私がビジネスシーンで成功したプレゼンテーションについても、ある事例をご紹介します。私は会社の経営者でもあるので、ある協業の提案を大きな企業に対して行ったことがあります。この時に私が用意したのはきれいなパワーポイントではありませんでした。汚い手書きの用紙1枚だけです。大きな模造紙を連結して、一枚の大きな用紙を作り、その中にすべてを書き込みました。そして、私は一言だけ伝えました。「この真ん中がご提案内容で、その周辺にあるのが理由です。その周辺には、その仔細が書かれています。」
このように、自分の構想をアピールすることは無かったのです。

「気に入った!」と言われ契約成立

 私がこのようなプレゼンテーションを行ったところ、プレゼンは成功しました。このようなプレゼン方法は、大きな企業の社長であればあるほど有効でした。私がこのようなプレゼンを行った理由は、たいてい経営者はまわりくどいプレゼンテーションが大嫌いだからです。つまり、言い換えればプレゼンテーションの場では、あなたは自分のことを「良いですよ」「良いですよ」と主張してアピールすればするほど、プレゼンの聞き手の感情はなえてしまい、嫌になり、あなたのことを拒絶したくなる心理が働くということでもあります。私が大きな企業の経営者に行ったプレゼンは「気に入った!」と言われて、話はトントン拍子に進みました。

 誤解しないで欲しいのは、大学受験でも同じことをやれば受かるという話ではありません。ここでの学びは、プレゼンは、本質的に、相手に拒絶する心理を与える行為であるということです。相手の気持ちを考えずに、自分がアピールしたいところをアピールすることしか考えていないようなプレゼンは失敗する可能性が高いということが、ここでの学びです。

論理的評価と感情的評価の両方を効果的に高める

 プレゼンと面接は実質的につながっています。プレゼンテーションで気になったポイントが面接で質問されます。プレゼンテーションと面接では、論理的評価(あなたや企画が優れているかどうか)と感情的評価(あなたが嫌われず、どちらかと言えば好まれること)の両方が高まるように工夫しましょう。極端な例ですが、上記の一言もアピールしないプレゼンの事例はその典型例と言えます。同じことをそのままマネすればいいわけではありません。私が企業の社長相手に行ったプレゼンテーションは、統括者としてのリーダーが相手だったからこそ有効だったと言えます。管理者であるマネージャーなどが相手の場合は、一枚の用紙よりも、細分化されたスライドの方が好まれます。念のために再度強調しておきますが、ここでの学びは、プレゼンの要諦は、相手にあわせた共感づくりだということです。大学教授を相手にして、あなたが行うプレゼンは、世界でただ一人、あなただけの企画のはずです。その内容が、共感を持って受け入れられるようにするにはどうすればいいのかを考えましょう。

まとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  • プレゼンで自分の優秀さをアピールしすぎるのは考え物。
  • プレゼンでは優れた点を話せば話すほど受かるわけではない。
  • 相手に合わせたプレゼンテーションが重要。
  • 論理的評価と感情的評価を効果的に高めることで受かりやすくなる。
  • 自分のプレゼンテーションの特殊性を考慮してプレゼン資料を作ろう。

プロフィール

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牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

現在東京工業大学大学院博士後期課程在学中。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

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