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覚えておかなければならない厳しい現実:プレゼンは注意深く聞いてもらいにくい

慶應義塾大学SFC入試 3分間動画プレゼン対策法 第3回

覚えておかなければならない厳しい現実:プレゼンの聞き手はあなたの話に興味が無い

はじめに

 「慶應クラス」という慶應義塾大学進学専門塾を主催している塾長の牛山です。
 本日ご紹介する記事は、以前書かせていただいた「我が子を確実に慶應大学に合格させる教育法」という記事のスピンオフ編です。『慶應sfc入試の3分間動画プレゼン対策法』と題しまして、慶應大学に合格するための秘訣をご紹介していきます。

プレゼンテーションに対する誤解

 プレゼンテーションに関するよくある誤解は、よいプレゼンをすれば、聞き手はしっかり聞いてくれるというものです。現実には、そもそもプレゼンの聞き手は、プレゼンをする人に多くのケースで最初の数秒しか興味がありません。

興味を引き付けることができるのは最初の10秒

 そのため、プレゼンで相手の興味を引くことができるのは、最初の10秒間だけだと考えることが大切です。それ以上時間が経過すると、だんだんと聞き手はあなたの話に対して退屈な気分となり、最後は聞いてもらえなくなります。ビデオは必ず最後まで見るという約束はありません。大学教員は(見る必要が無いな)と感じた時点でウィンドウの閉じるボタンを押すでしょう。そのため、最初の10秒で、最後まで見てもらえる工夫が大切になります。その工夫とは、例えば、印象深い映像を流し、興味を喚起する、あるいは、動画を見ることのメリットを最初の10秒間で伝えるというものになるでしょう。

MBA流プレゼン術:1スライド1メッセージ

 プレゼンテーションは1スライドあたり1メッセージが大切です。スライドにたくさんの要素を入れている場合、見る側は混乱します。また、情報を処理しきれない場合、人はイライラしてきます。そのため、要は何が言いたいのかについて、スライドの上部に40文字以下で文字を書き入れておくのは一つの方法です。その際には必ず、1つのスライドにつき、1メッセージだけにしましょう。色数は増やしすぎず、シンプルな色使いにすれば、知的なイメージになりやすくなります。

図:プレゼンのスライド事例

難関大受験生にお勧めの「スライドの論理構成」

 スライドはアウトラインが大切です。スライドのアウトラインは、「問題点」と「解決策」にします。この大枠(問題点と解決策)に細かい情報を入れていきます。細かな情報とは、研究の場合は、「研究背景」、「先行研究」、「研究目的」、「リサーチクエスチョン」です。これらが問題点の前に置くべき内容です。解決策は、研究の場合「研究方法」「スケジュール」となります。あなたが何らかのプロジェクトに取り組みたい場合、「問題点」の前に、「社会背景」が入ります。この場合(何らかのプロジェクトにあなたが取り組みたい場合)、解決策は「行動プラン」、「学習計画」、「なぜうまくいくのか(実現性)」「インパクト(どんな効果があるのか)」「自己紹介(自己PR)」などの情報となります。大切なことは、情報を入れこむプロセスで、聞き手の興味が薄れないようにすることです。
プレゼン内容は、何らかの問題を解決するために提示するものです。従って自分の実績をメインに語るような「自分の輝かしい実績ポイントの羅列」にならないように気をつけましょう。

3分間プレゼン動画のお勧め構成

 お勧めのプレゼン構成は以下のようなものです。
〈大枠の構成〉
イントロ:視聴者を引き付ける内容(工夫が必要であり企画に左右される)
問題点:あなたが解決しなければならないと考える研究的、社会的問題
解決策:あなたが考える構想、研究計画

恥ずかしがらずに添削を受けましょう

 動画の添削については、あまり必要性を感じている人が少ないようです。YouTubeの動画と大学に提出する動画は意味が違います。大学に提出する動画は、大学で評価を受ける動画でなければなりません。大学に提出してしまう前に、必ず添削を受け、アドバイスを受けましょう。

入れ知恵をしてもらったら、10回の面接練習が必要

 慶應SFCのAO入試では、誰かの入れ知恵で非常に受かりやすくなります。入れ知恵ができるのは、原則として小論文やプレゼン入試で点数が取れる人です。点数を取ることができない人の入れ知恵はあまり良いものではないでしょう。点数を取ることができる人は、企画の羅列(SFCを受験するために考えた様々な企画の箇条書きなど)を見ても瞬時に点数が高いものが分かります。また、他の人が考え付かない「受かる企画」を瞬間的にひねり出すこともできます。企画について方向性が定まったら、面接の練習をしっかりやりましょう。結局のところ、口頭試問がうまくいかなければ、合格できません。きちんと準備を進めていきましょう。

まとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  • プレゼンの聞き手は、プレゼンをする人に多くのケースで最初の数秒しか興味がない。
  • プレゼンで相手の興味を引くことができるのは、最初の10秒間
  • プレゼンテーションは1スライドあたり1メッセージが大切
  • スライドのアウトラインは、「問題点」と「解決策」にする。
  • 恥ずかしがらずに添削を受ける。
  • 面接の練習は最低10回程度はしっかり行う。

プロフィール

profile_ushiyama

牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

現在東京工業大学大学院博士後期課程在学中。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

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