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~勉強しなくても慶應に受かる!?~ 慶應義塾大学法学部FIT入試B方式の対策に関するコツと勘所

慶應義塾大学法学部FIT入試対策 第5回

~勉強しなくても慶應に受かる!?~
慶應義塾大学法学部FIT入試B方式の対策に関するコツと勘所

はじめに

 「慶應クラス」という慶應義塾大学進学専門塾を主催している塾長の牛山です。
 本日は、受験勉強をほとんどしなくても慶應大学に合格できる入試枠である、「FIT入試対策」の秘訣をご紹介していきます。

速読を用いた対策法で合格を目指す


 FIT入試B方式は、本シリーズの以前の記事でもご紹介したように、志望理由書と小論文で受かると言っても過言ではありません。小論文も志望理由書も、どれだけ本を今までに読んだかで、内容が決まってくる部分があります。あまり調べ物ができていなければ、志望理由書に書かれる内容が薄っぺらくなってしまいます。また、受験者が文章を今までにあまり読んでいなければ、文章をまとめる際に苦労します。文章がうまくなる近道は、本を読むことです。

重要なのは、志望理由書の掘り下げ

 社会背景や問題意識、将来構想がきちんと掘り下げられている志望理由書は、キラリと光ります。多くの学生が、自分都合の志望理由書になっているのに対して、自主的に特定のテーマについて学習を進めた学生の志望理由書は、学術論文のように、特定の問題を解決する可能性を評価者に感じさせます。自主的に受験までに特定の問題を掘り下げることができない学生は、入学後も十分に問題を掘り下げ、きちんと学習を進めていくことは難しいと考えられてしまう可能性があります。

掘り下げた内容を適切にまとめる

 FIT入試B方式で、合格するコツは、深く掘り下げた内容をコンパクトにまとめることです。物事を本当に理解している人は、コンパクトにポイントをまとめることができます。一方で、コンパクトに文章をまとめていない場合、読み手には何を伝えたいのかが伝わりにくくなります。

項目ごとに着地点を明確化する


 多くの受験生がやってしまう失敗は、自分が思っていることをそのまま書くということです。考えていることをそのまま書くと、読み手には何も伝わりません。「〇〇があった。」「〇〇をしたい。」という情報の羅列がある場合、評価者はそれらの情報の羅列がどのような意味を持つのかが分かりません。この場合、文章の書き手は、(いろいろと書くので察してほしい。)と考えています。合格するためには、何一つ察する必要が無いように、大学を志望する動機を社会背景に関連付けた問題意識や自分の原体験から導くことが大切です。そこで、深く掘り下げた内容について、どのような意味合いがあるのかを伝えるように段落を構成していくことが大切になります。言い換えれば着地点をイメージしながら書くことが大切ということになります。そこで、本日は以下に、志望理由書の各項目で訴えるべきことをご紹介致します。

  1. 社会背景・・・理由1に該当(この問題を解決したいため受験)
  2. 原体験・・・理由2に該当(自分の問題意識が強くなったため受験)
  3. 将来構想・・・理由3に該当(将来これをやりたいので受験)
  4. 大学のリソース・・・理由4に該当(大学でこれを学びたいので受験)
  5. 結論

※「右側のかっこの中の文言」は、各項目の趣旨だとご理解ください。

《社会背景の着地点》

社会背景は、その社会問題の重大さをアピールする部分です。社会問題の重要性を大学教員と共有できない場合、その志望理由書に書かれている志望動機は評価されません。社会問題について、なるべく定量的に問題を表現し、問題の大きさを的確に伝えます。(被害総額、事件の発生件数、被害者の数など。)

《原体験の着地点》

原体験は、自分がその問題を解決したいと考える動機が真実であることを示すために書きます。多くの学生は単に「慶應だから」という理由だけで受験します。自分は慶應というブランドだけで受験しているわけではないことを理解してもらう必要があります。
なんとなく思い付きで受験したわけではなく、『〇〇で受験している』という具合に、真正性を感じさせるようなユニークな原体験があると信用が増します。

《将来構想の着地点》

将来構想が具体的に書かれていない志望理由書がよくあります。しかし、将来何をしたいのか分からないのでは、志望理由が十分に読み手に伝わりません。求められるのは使命感です。なぜ慶應で学ぶのかについては、様々なレベルがあります。単に「自分が法律や政治に興味があるからという理由」、「慶應大学だから学びたいという理由」、「社会に存在する未解決の課題を必ず解決してみせるという強い使命感に裏付けられた理由」という具合に、様々な理由があるものです。 将来構想が無い場合、(この受験者にはなんら使命感は無いのだろう。)と思われてしまうリスクがあります。従って、必ず具体的に書く必要があります。

《大学が持つ資源に関する着地点》

一般的に大学とは、本来特定の教員に学ぶために行く場所です。偏差値が高いところから順番に受けるのは一般的ですが、それは本来の学び方ではありません。その大学に在籍する特定の学者が行う講義を受講し、指導を受けるためにその大学を受験するわけですから、きちんとシラバスの内容を調べた上で、何を学びたいのか、将来構想につながる内容をここで書く必要があります。

小論文の対策を早めに適切に

 受験生のほとんどは、合格レベルの小論文を書くことができません。小論文は明確な評価基準が無いように受験生には見えることが多いため、手を抜かれがちです。なるべく早めに十分な対策を行いましょう。少なくとも1年前から対策を行うことが大切です。

おわりに

 FIT入試B方式は、適切に対処できれば、かなりの確率で合格します。B方式で受験できる人は、ここでご紹介したポイントに気を付け、全力で取り組むことを強くお勧め致します。

まとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  • どれだけ本を読んでいたかで合否は決まる。
  • 速読がFIT入試B方式には特に有効。
  • 志望理由書を掘り下げる。
  • パーツごとに着地点(そのパーツでやりたいこと)をイメージして、文章を仕上げる。
  • 小論文対策は直前からではなく、十分に余裕をもって早めに準備する。(少なくとも1年前がお勧め)

プロフィール

profile_ushiyama

牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

現在東京工業大学大学院博士後期課程在学中。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

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