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~勉強しなくても受かる!?~慶應義塾大学法学部FIT入試対策のコツと勘所

慶應義塾大学法学部FIT入試対策 第1回

~勉強しなくても受かる!?~
慶應義塾大学法学部FIT入試対策のコツと勘所

はじめに

 「慶應クラス」という慶應義塾大学進学専門塾を主催している塾長の牛山です。
本日は、受験勉強をほとんどしなくても慶應大学に合格できる入試枠である、「FIT入試対策」の秘訣をご紹介していきます。

FIT入試の概要

 FIT入試とは、「この学生なら教えたい」という大学の教員と、受験生を結びつけることを目的として用意された、一般学科試験が無い入試です。FIT入試は、この意味で、文字通り、受験生と教員がFITする場合に、受験生を合格させる入試と言えます。FIT入試は、推薦入試に似た入試です。そのため、一般学科試験である英語や歴史が全くできなかったとしても、FIT入試の受験生は慶應大学に合格できる可能性があります。
 このFIT入試には、A方式とB方式という大きく二つの受験枠があります。それぞれ、以下のような書類が必要です。

 FIT入試では、上記の書類をそろえた上で、以下のような選抜方法で受験します。

対策の要


 このFIT入試をどのように見るかについては、様々な解釈があると思います。私は長年慶應大学受験対策を専門に行ってきた上で、このFIT入試の要は小論文であると考えています。
 その理由はいくつかあります。第一の理由は、そもそもA方式は、正規の受験として考えるにはあまりにもリスクが高いことです。A方式の受験枠には、資産家のご子息など、政界や財界と強い結びつきがある学生も集まります。この場合、人脈が点数に加算されるというわけではありませんが、大きく心象には影響するでしょう。そのため、ご子息に実力があっても、A方式は、試験が水物になりやすいという性格があります。
 第二の理由は、大学受験対策全体をトータルに見た場合、不合格の確率を減らすことの重要性です。私が今まで多くの生徒さんを見てきた経験から言えることは、受験そのものをのるかそるかのギャンブルのように考えてしまう人は受かりにくいということです。A方式の倍率はそもそも7倍程度であり、B方式の倍率は3倍程度です。加えて言えば、B方式は小論文さえできてしまえば、配点比率上、合格に到達するため、B方式は事実上の小論文試験です。(実質的にそうだという意味です。)A方式にすべてをかけて受験対策をしても、受からなかった場合受験をあきらめてしまうように、モチベーションがダウンするのは非常にもったいないと言えます。従ってFIT入試を受験する人は、A方式とB方式の両方を受験したとしても、あくまでも一般入試で受かることを視野に入れて対策を立てていく方がいいでしょう。受験をギャンブル化しないことが大切です。慶應の法学部は一般入試でも、小論文を書くことができれば非常に受かりやすいため、あらかじめ小論文について、しっかりと対策を行っておけばリスクを減らすことができるでしょう。
 第三の理由は、B方式の倍率の低さです。もともと倍率が低い上に、きちんと小論文の対策ができている学生はほとんどいません。そのため、私の経験上の勘所から言えば、実質倍率は1.5倍以下です。(あくまでも感覚値です。)B方式は、小論文ができると、受かってしまいます。この意味で、FIT入試で受ける場合でも、早めに小論文の対策だけをやっておけばよいということになります。B方式に関しては、(FIT入試なのでFIT入試用の対策をしなければ・・・)と考える必要性はあまり高くありません。

一般入試と合わせて受験するのがお勧め

 FIT入試は、あくまでも、一般入試とあわせて受験するのがお勧めです。このようにオススメすると、「両方の対策を進めていくのは大変」という意見が時々あります。しかし、実質的には、小論文だけをやっていればよいので、受験のスケジュールとしては、継続的に「おけいこ事」として小論文を学びつつ、英語や歴史の勉強を進めていき、FITの受験直前には、小論文の学習を中心に少しだけディスカッションを学べばよいのです。FITの直前は小論文だけを集中的に学習していけば、仮に万が一不合格になったとしても、一般入試に大きなしわ寄せがいくことはまったくありません。むしろその方が一般入試も合格しやすくなるでしょう。このように受験していけば、対策に無駄が無くなり、より合格しやすくなります。多くの受験生が不合格になってしまう要因は、AOやFITなら勉強しなくても手軽に済ませることができると考えてしまい、書類の作り込みができないことにあります。

対策開始の時期

 小論文の実力はほとんどの受験生が「安全合格レベル」ではありません。多くの受験生の小論文の点数は低い状態です。従ってなるべく早めに小論文の勉強だけでもしておくことが大切です。もっともよいのは、高校1年生から少しずつ小論文を勉強しておくことです。他のFITの対策は、受験2か月前からでも十分間に合います。しかし、小論文だけは早めに対策しておくことが大切です。小論文については、英会話のように「おけいこ」として取り組んでおくことを強くお勧めします。大学以降のキャリアは、論文が書けるかどうかでほぼ決まります。逆に言えば、論文執筆力があれば、大学、大学院、大学院博士後期課程なども簡単に合格してしまいます。大学院以降は、入学試験で研究計画書を見られ、論文執筆能力を推し量られるのが一般的です。しかし、日本の教育では、時間がかかる論文執筆能力の養成について、ほとんど対策が行われていません。

対策の負担について(A方式とB方式について)

 FIT入試は、個別に対策をしていくと受験生は大きな負担となります。また、保護者の側でも、FIT入試の対策を個別に行えば大きな経済的負担があります。FIT入試対策も一般入試対策もセットで行ってくれる学習機関に依頼すれば、安く受験対策を済ませることができるでしょう。

おわりに

 今回お伝えしたように、小論文だけを強化しておけば、実質的にはあまりFIT入試で困ることはありません。むしろ小論文に力を入れているからこそ、B方式で確実な合格を狙うことができるようになります。

まとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  • FIT入試は倍率が低く、実力で突破しやすいB方式がお勧め。
  • B方式は実質的な小論文試験。
  • 小論文だけを早めにコツコツと仕上げておくと慶應に合格しやすい。
  • 一般入試とFIT入試を両方受験し、確実に合格を狙うのがお勧め。
  • 小論文を中心に学習すればFITの負担はほとんどない。
  • 経済的な負担を減らすには、一般入試もセットでサポートしてくれる学習機関がお勧め。

プロフィール

profile_ushiyama

牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

現在東京工業大学大学院博士後期課程在学中。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

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