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全国1位連続輩出講師が教える「小論文の型」と、慶應小論文対策のオススメ参考書

全国1位連続輩出講師が教える
「小論文の型」と、慶應小論文対策のオススメ参考書

~慶應大学の小論文対策を万全にするために~

はじめに

 「慶應クラス」という慶應義塾大学進学専門塾を主催している塾長の牛山です。
本日ご紹介する記事は、以前書かせていただいた「我が子を確実に慶應大学に合格させる教育法」という記事のスピンオフ編です。
本日は、当塾で小論文全国1位が連続輩出されている「小論文の型」と、オススメ参考書をご紹介します。

全国1位が実質的に3年連続で輩出されている小論文の書き方

 当塾では、2年連続で、慶應大学進学対策専門塾「慶應クラス」の生徒の中から、全国模試1位になる生徒が出ていました。(3年目はさすがに出ないだろう)と私も考えていたのですが、冬の時期に「牛山先生が書いた小論文の参考書を5冊読み、小論文で全国1位になりました。」という連絡が塾に入りました。この子は、その後すぐに当塾に入塾し、小論文の添削を受け、慶應義塾大学に現役合格しました。また、この年は、現代文で全国模試1位になる子を塾から輩出することができました。今の時代、小論文の指導が氾濫しています。様々な理論があるため、何を信じれば成果が出るのかが分からないという人が多いでしょう。このような社会背景を考えれば、私が行っている慶應対策の小論文指導は、実質的に3年連続で全国1位を輩出したことになります。

図:全国模試1位を取得し慶應大学に合格した生徒


図:全国模試1位を取得し偏差値87.9となり、慶應大学に合格した生徒


図:全国模試1位を取得し偏差値85.7となり、慶應大学に合格した生徒

全国1位が実質的に3年連続で輩出されている小論文の書き方

 当塾で指導している小論文の型は、問題設定、意見提示、理由・データ、結論の順番で書くものです。それぞれの頭文字を取って、「モンイリケツ」と教えています。このように書くことを推奨する理由は、そもそも、論文とは、序論・本論・結論で書くという「論文の規範」にあります。
 多くの小論文執筆理論は、「自分の個人的な体験談」や「参考書籍から考案した手法」もしくは、「他の学生より少しだけ点数が取れる可能性がある構文」です。これらの小論文執筆理論の弱点は、肝心要の「論文の規範」を無視してしまっている点です。論文で最も重要なことは、論理の一貫性です。しかし、ネット上に溢れている小論文執筆理論や、特定の書籍でオススメされる小論文の構文は、「論文の規範」である論理の一貫性という大原則よりも、「独自に考案された合格テクニック」を推奨してしまいます。あまり知られていませんが、このような考え方は点数が落ちてしまうことが少なくありません。
 一方で、当塾で指導している「実質的に3年連続で全国1位が出ている小論文執筆法」は、論文執筆の大原則を守っています。そのため、一貫性のある主張を展開することができます。この「小論文執筆法」を用いることで、どんな人でも高い点数を取りやすくなります。

基本が一番難しい

 多くの人は、基本を軽視してしまいがちです。私が書いた本を5冊読み、全国1位になった子は、非常に聡明な若者であったため、独学で基本のレベルを高くすることに成功していました。しかし、ほとんどの人は、そのようなことはできません。いくら情報を得ても、野球やバレエ、ピアノの達人にはなれないのと同じで、小論文も、自分の技術レベルを引き上げていく必要があります。その時に、応用テクニックや技が高度であればよいと思われがちですが、実際に成果に大きな影響を与えているのは、「基本のレベル」です。「基本のレベル」が高い人は、運動でも歌でも文章でも、高い成果を出すことができます。しかし、「基本のレベル」が低ければ、どんなにがんばっても成果を出すことは難しくなります。本日ここでご紹介している「一貫性のある論理」を実現する書き方は、基礎です。基本とは、その基礎的な知識をどれだけのレベルで身に着けることができており、再現できるかです。
 当塾で、小論文全国1位や、小論文で全国トップレベルになる生徒が多数出ているのは、時間をかけてじっくりと、この「基本レベル」を高めていくためです。私の経験では、約半年程度、月に3回小論文の添削を適切な人物に受けていれば、優秀な生徒は最上位レベルまで成績が引きあがってきます。小論文が苦手な生徒でも、約半年で、素直に学んだ場合、上位レベルまで小論文が上達し、慶應大学に合格できるようになります。

~実質的に3年連続で小論文全国1位が出ている~
お勧めの小論文参考書

 当塾では、「私が書いた書籍を学ぶ授業」があります。これは言ってみれば当たり前のことで、どのような大学でも、大学の教員が書いた書籍や資料を用いて、講義が行われます。当塾の指導の一部が書籍になっており、この指導方針で、全国1位が前述したとおり、実質的に3年連続で出ていることになります。そこで、今回私が書いた本を中心に、慶應大学に合格しやすくなる参考書をご紹介します。

【入門編】「小論文技術習得講義」

 本書は、小論文をやさしく解説した参考書です。本書は、入門書的な位置づけで書かれた参考書です。従って、中学生でも読めるくらい簡単に書かれています。

図:「小論文技術習得講義」牛山恭範著

【基本力強化編】「小論文の教科書」

 本書は、小論文の基本を強化する参考書です。本書では、私が大学院に在籍していた時、東大卒が何人も在籍するクラスで、成績優秀者になった書き方をご紹介しています。「LP発想法」という独自に開発した発想法・思考法を用いて、他のクラスメートが1週間かけて作る論文を、私は2時間程度で作り上げて、成績優秀者となり、MBAを取得しました。この時に用いた論文執筆法を、本書ではご紹介しています。

図:「小論文の教科書」牛山恭範著

【慶應大学適応力強化編】「慶應小論文合格Bible」

 本書は、慶應大学の小論文により一層適応できるようになることを目的とした参考書です。(どのような本を読めばいいのかわからない)という方は、本書の冒頭の書籍リストを参考にすることができます。

図:「慶應小論文合格BIBLE」牛山恭範著

【慶應大学過去問題適応力強化編】「牛山慶應小論文7ステップ対策」

 本書は、慶應大学の小論文(本試験)に、より一層対応できるようになることを目的として書かれた実践編の参考書です。本書を読むことで、慶應大学の問題の解き方についてイメージを膨らませることができます。

図:「牛山慶應小論文7ステップ対策」牛山恭範著

【慶應大学SFC小論文対策編】「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」

 本書は、慶應SFCの小論文対策をより効果的に進めることができるようになることを目的として書かれた参考書です。SFCに対策方法は無いと考えている人も多いのですが、実際にはそんなことはまったくありません。SFCには王道の対策があります。

図:「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」牛山恭範著

【慶應大学看護学部・医学部小論文対策編】「看護学部・医学部・看護就職試験小論文対策を10日間で完成させる本」

 本書は、慶應大学医学部・看護学部対策の小論文参考書です。医療系小論文には特徴があるため、本書で重要な考え方を学ぶことが大切です。私は小論文の外部講師を行っていますが、看護学校でも小論文講師をしています。本書はその経験を活かし、執筆したものです。

図:「看護学部・医学部・看護就職試験小論文対策を10日で完成させる本」牛山恭範著

小論文参考書の読み方

参考書は以下の要領で読み、身に着けることが大切です。

  1. 一度読み、参考になった場所に蛍光ペンでマーキングする。
  2. 蛍光ペンで線を引いた部分と「まとめ」がある場合は「まとめ」だけ読む。
  3. 繰り返し3~5回蛍光ペンのマーキング部分を読む。

上記の読み方で、参考書の内容をマスターしましょう。

「読むべき時期」と「読む順番」について

 高校3年生、もしくは浪人生であれば、少なくとも夏までには、上記の書籍を読んでおきたいところです。その際に、以下の順番で、読んでいくといいでしょう。

  1. 小論文技術習得講義
  2. 小論文の教科書
  3. 慶應小論文合格BIBLE
  4. 牛山慶應小論文7ステップ対策

 ただし、慶應SFC受験生は、「慶應SFC小論文対策4つの秘訣合格法」を一番に読むことをお勧めします。がんばることができる人は、一週間~二週間で全冊読破を目指してください。スケジュール的に厳しい人は、勉強に疲れた時に、読んでいき、一か月に1~2冊程度を目標に読んでいきましょう。

終わりに

「論文の規範」から外れると、一般的に小論文は評価されません。しかし、今の時代は情報過多社会であり、「論文の規範やルール」についても、様々な解釈が入り乱れるようになってしまいました。このような状況下にあっては、どの指導に従って学ぶかで、ほとんどの点数が決まってしまいます。適切に指導を選べば大きく小論文の点数が上がるでしょう。

まとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  • 小論文は、問題設定、意見提示、理由・データ、結論の順番で書くのがお勧め。
  • 論文は論理の一貫性が重要。
  • 大原則を守らなければ、どのようなテクニックを用いても大きく減点される。
  • 多くの型や理論は、論文の大原則から外れてしまっている。
  • 小論文の点数は「知識」ではなく、「基本レベル」に大きく左右される。
  • 「基本レベル」を引き上げるには、一般的にそれなりに時間がかかる。

プロフィール

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牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

現在東京工業大学大学院博士後期課程在学中。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

第1回 「従来の教育法では慶應に益々合格しにくくなる」はこちら

第2回 「慶應大学合格に必要な要素と中核」はこちら

第3回 「慶應大学合格に有効な受験対策(前編)」はこちら

第4回 「慶應大学合格に有効な受験対策(後編)」はこちら

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