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志望校に合格しやすい「小論文添削サービス」選びの注意点

2年連続で、全国1位の生徒を輩出する慶應大学進学専門塾塾長が教える
志望校に合格しやすい「小論文添削サービス」
選びの注意点

はじめに

 慶應大学進学対策専門塾「慶應クラス」塾長の牛山です。本日は、「慶應大学にわが子を確実に合格させる合格法」シリーズのスピンオフ企画として、お子様の将来を大きく左右する小論文の添削指導について、「合格する添削サービスの選び方」をご紹介します。

小さな少人数の塾から日本一を2年連続で輩出

 私が運営する慶應大学進学対策専門塾から、日本一になる生徒さんが2年連続で出ています。今年は、慶應大学経済学部受験生の中から、日本一が出ているので、実質的に東大受験生や、一橋大学受験生も含めて、日本一ということになると思われます。以下の成績表で偏差値が、87.9になっているのをご確認いただけると思います。
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 弊社のことをよく知らない人からすれば(なぜそんな現象が起こるのか)と不思議に感じられてしまうかもしれません。当塾では、全国3位、全国6位、全国10位(約1万人中)など、全国トップレベルの成績になることは、珍しいことではありません。入塾前には、小論文で成果を出すことができなかった人が、短期間で大きく成績を伸ばしているのです。そして、彼らは、慶應義塾大学に合格していきました。
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理想の小論文添削を考える際の4つのポイントとは

 私は小論文添削の質を考察する際に、4つのポイントがあると考えています。(1)指導理論の適確性(2)指導レベル(3)指導法(4)教育法の4点です。
 これらのポイントは、どれも大切なものであり、どれが欠けても当塾の場合、よい成果を出すことは難しかったでしょう。
 上記の4点は、「小論文の添削を受け、どれだけ成果が上がるかを決定づける重要な尺度」と表現することもできると思います。

ポイント1:指導理論の適確性

 現行の小論文指導には、いくつかの種類があります。大きく分けると、以下の2つに分けることができます。(1)受験テクニック重視型、(2)知識重視型、の二つが、現在主流の小論文指導と言えるかもしれません。私が運営する塾では、これらの受験テクニックや知識重視の小論文指導をよしとしません。「基本と知性を重視した小論文指導」を行っています。その理由は、テクニックは入試の問題形式が少し変わるだけで通用しにくくなり、知識量は小論文試験では一般的に求められていないためです。

ポイント2:指導レベル

 「小論文は誰が教えても同じ」というように考えている人も中にいるようです。しかし、現実には、小論文を教える人物が違えば、「指導内容」も、「添削の際に指摘する内容」も大きく変わります。ある指導者には、ABC(便宜的に論文の改善点をアルファベットで表記)が改善点だと指摘される人が、別の指導者には、DEFが改善点だと指摘されるという現象が頻繁に起こるということです。
 指摘されるポイントだけが問題ではありません。教えられる側がどれだけ内容を理解することができるかどうかもポイントになります。指導力がない場合、教えられる側が「指導内容」や、「その指導が行われた重要な背景」を理解することができません。

ポイント3:指導法

 小論文を指導する際に、「口頭で指導して終わりにする」という指導が行われることがあるようです。しかし、弊社が運営する塾では、このようなことは原則としてやりません。必ずペン入れを行います。弊社の場合、小論文添削専用のシステムを開発しているので、オンラインでシステムを利用して、小論文添削を実施することがあります。この場合は、オンラインソフトにテキストを打ち込むことで、ペン入れを行っていきます。

弊社開発のオンライン添削システム「論文添削ドクター」

弊社開発のオンライン添削システム「論文添削ドクター」

 同じ指導内容でも、教え方に問題がある場合、なかなか生徒は成長していきません。全く同じ内容を指導された生徒であっても、指導方法によって理解度がまるで違うということが起こります。例えば、口頭で説明し、その場ではひどく納得して理解できたように感じる生徒に質問をすると、「分かりません。」と答えることが少なくありません。いろいろと丁寧に教えてもらっている内に、どこが中核的なポイントなのかがわからなくなってしまい、理解力が低下してしまっているのです。このような状況を防ぐには、「端的にポイントを適確に指導し、その内容を記録すること」が大変重要になります。学校の授業について、ノートのとり方が生徒全員で違うように、話を聞いている生徒の側で取るメモの内容も人によって違います。成績が良い子のノートは素晴らしいなどとよく言われますが、指導側が優れた教育効果が期待できるノートを、小論文添削を通じて作ってあげることが大切です。

小論文添削とは、指導者によるノートづくり

 小論文添削は、「ダメなところを指摘する指導」ではありません。単にダメなところを指摘するだけならば、誰でも一定程度の仕事ができるでしょう。しかし、単にダメなところを指摘するだけでは、点数はなかなか上がりません。
 点数が上がる小論文指導とは、「改善点を指摘し、要はどうすればいいのか」を端的に理解させる指導だと私は考えています。このように正鵠的にポイントを指摘するためには、ポイントは3つあります。
第一に小論文の答案を見て、どこが最も点数が上がるのか等について、見抜くことができなければなりません。また、指導者自身が高い基本力を身につけておく必要があります。この意味で、論文テストで高い点数を取ることができない人は、小論文の添削指導はできません。悪いところを全部指摘するのは、指導力が無い指導者のやり方です。幼児がサッカーしているのを見て、「走り方もシュートもパスも、考え方も、チームへの貢献も、全部未熟だ」などと指摘してもそれは当たり前のことです。そうではなく、その子が今の段階で必要としている成長のステップの内、重要なものを見抜いた上で、ポイントを絞り、改善点を伝えることが大切になります。
 第二に、まとめる力がなければなりません。どこに問題を抱えているのかが分かっても、まとめる力がなければ、関連情報を伝えるだけになってしまいます。これでは、生徒の側は、どのように自分の答案の問題を抱えている部分と、教えてもらっている内容は、関連があるのかを理解できません。
 第三に、『指導者によって作られたノート』とも言える、添削内容を作り上げることができなければなりません。

ポイント4:教育法

 小論文添削を行うと一言で言っても、現実には、小論文指導は『人と人との関わり』です。従って、どのように人に関わっていくか、どのように教育するかという関わり方が、ダイレクトに教育成果に影響します。指導する側の学力以外の力が、成績向上には必要です。

最後に

 小論文指導は、スポーツの指導に似ています。スポーツの強豪校は、中学校でも、高校でも、大学でも、名コーチが存在しており、生徒の教育カリキュラムを工夫し、優れた指導を行っています。小論文も同様に、教える人が違えば、教育効果は全く違ったものになります。
 特に小論文の指導は、前述したように、「指導者によるノートづくり」に似ています。生徒を成長させるための、適確なアドバイスができる人は、大きく生徒の実力を向上させます。小論文添削の際に、赤ペンで、ペン入れを行うのは、繰り返し生徒に添削指導内容を読んでもらうためです。ここまでにご紹介したように、赤ペンで書き込んだ内容は、生徒を成長させるためのノートに似ています。生徒を大きく成長させるノートを作ることができれば、生徒はグングン成長していきます。一方で、赤ペンの添削が不適当な場合は、点数が下がってしまうことも珍しくありません。
 お子様の将来を大きく左右する小論文添削サービスを探す際には、「優れた指導ノートである添削内容を作ることができる人物」に依頼することを強くお薦め致します。

本日のまとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  1. 指導理論が適確な小論文指導理論を選択する。
  2. 指導レベルが高い小論文添削サービスを選択する。
  3. 指導法が適切な小論文添削サービスを選択する。
  4. 小論文添削は、実質的に「指導者によるノート作り」に似ている
  5. 生徒が成長しやすいノートを作成できる人物に添削を依頼する
  6. 小論文添削は、不適当な場合、点数を引き下げることもある

プロフィール

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牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

「牛山慶應小論文7ステップ対策」

第1回 「従来の教育法では慶應に益々合格しにくくなる」はこちら

第2回 「慶應大学合格に必要な要素と中核」はこちら

第3回 「慶應大学合格に有効な受験対策(前編)」はこちら

第4回 「慶應大学合格に有効な受験対策(後編)」はこちら

第5回 「慶應小論文対策で失敗しないための根本的対策」はこちら

第6回 「信頼関係と素直な心で慶應受験に強くなる」はこちら

スピンオフ第1回 「今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法」はこちら

スピンオフ第2回<前編> 「逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<前編>」はこちら

スピンオフ第3回<後編> 「逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<後編>」はこちら

スピンオフ 「我が子を慶應大学に合格させる英語教育法」はこちら

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