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今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法

「今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法」

 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』塾長の牛山です。本日ご紹介する記事は、以前書かせていただいた「我が子を確実に慶應大学に合格させる教育法」という記事のスピンオフ編です。「今からでも時間がなくても国立大学、慶應大学に我が子を合格させる方法」をご紹介致します。

本当に時間が無くても合格できるのか

 一般的には、受験までに十分な期間が無ければ、難関試験には合格できないと思われています。しかし、そうでもないことがあります。こちらは、拙著「今からでも時間がなくても間に合わせる勉強法・受験法」という本です。表紙には、慶應大学にわずか3日で合格した野原さんが写っています。

写真:「今からでも時間が無くても間に合わせる勉強法・受験法」

写真:「今からでも時間が無くても間に合わせる勉強法・受験法」


 彼は、募集締め切りの3日前に、私が執筆した「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」(エール出版社)という本を手に取り、大急ぎで書類を作り、慶應大学に提出しました。そして、その後面接試験等を経て、慶應大学に合格しています。野原さんには、合格後にインタビューを行い、そのインタビュー内容を本書(「今からでも時間がなくても間に合わせる勉強法・受験法」)に収録しました。

写真:野原さんが受験直前に読んだ「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

写真:野原さんが受験直前に読んだ「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

勉強だけではなく、受験術でも合格率は引き上がる

 大学受験と言えば、とにかく勉強ができなければならないと思われがちです。しかし、彼のように、面接試験に強い若者もいます。受験の方式を変えるだけでも、大変合格しやすくなることがあります。上記の書籍は、多くの受験生や保護者の方が、損をしているため執筆しました。一般的に受験生は勉強ばかりに目が行きがちであり、本当に力がある若者がチャンスを逃してしまっています。AO入試や推薦入試の枠を用いることで、勉強をやらない方が、むしろ難関大学に合格してしまうこともあるということです。

センター現代文の点数を50点引き上げ、琉球大学医学部医学科に合格

 多くの人は、学校や塾で勉強を教えてもらうことを考えます。また、参考書を用いることで成績を上げようとします。しかし、本当にそのような勉強方法が有効なのでしょうか。ここでご紹介するのは、このような常識的な勉強をせずに、短期間で成績を引き上げた事例です。ある私のクライアントは、短期間でセンター試験現代文の点数を約50点引き上げ、国立琉球大学医学部に合格しました。
 実質的にこのように大きく現代文の点数を引き上げるのにかかった時間は数時間程度であると考えられます。この若者が現代文の成績を大きく引き上げた手段は、読解方法の改善でした。自宅で学ぶ特殊な読解用教材を用いることで、文章を読む力を大きく引き上げています。彼が用いた読解方法は、理解力を高めつつ、文章を素早く読む方法です。上記の書籍(「今からでも時間がなくても間に合わせる勉強法・受験法」)にやり方はご紹介しています。

小論文を書けば合格できる国立大学はたくさんある

 以下の大学は、小論文で受験が可能です。

《小論文で受験することが可能な国立大学》

一橋大学・小樽商科大学・北海道大学・北海道教育大学・弘前大学・岩手大学・秋田大学・山形大学・福島大学・茨城大学・筑波大学・宇都宮大学・群馬大学・埼玉大学・千葉大学・東京藝術大学・新潟大学・富山大学・金沢大学・福井大学・山梨大学・信州大学・岐阜大学・静岡大学・愛知教育大学・三重大学・滋賀大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・奈良教育大学・和歌山大学・鳥取大学・岡山大学・広島大学・山口大学・徳島大学・香川大学・愛媛大学・高知大学・九州大学・佐賀大学・長崎大学・熊本大学・大分大学・琉球大学

 基本的に大学は、「記憶(学力)」か「思考力」で学生を選びます。「正規の学力があり、きっちりと覚えている人」か、もしくは「考えることが得意な人」が合格します。

 多くの大学が正規の学力を重視しているため、ほとんどの受験生は学力を高めることばかりを考えがちです。その結果、(たくさんやることがあるから、小論文までは手が回らない)と考え、軽いパニック常態になっていることが珍しくありません。 
 少なくとも受験勉強は、合格することが第一目標であり、勉強はそのための手段です。ところが、勉強することが目的化してしまい、「合格するためにはどうすればいいのか」という重要な問いをせず、希望通りの進学ができない若者が多いのです。「偏差値を上げるための勉強」ではなく、「受かるための勉強」をすれば、それだけ合格しやすくなります。

国立大学は後期試験、私立大学は慶應大学を考えてみましょう

 ほとんどの受験生は、今の偏差値から自分の頭の良さを連想します。つまり、偏差値が低ければ頭が悪いと考えてしまっているのです。このような考えは偏差値至上主義的教育の弊害です。人の能力は、一面的なものではなく、多面的なものです。
 「考えること」や、「書くこと」が得意な若者はいます。このような若者は、一般的には大変難しいとされる大阪大学や、慶應大学、一橋大学などに短期間の勉強で合格してしまうことがあります。
 ところが、多くの人は、「自分の子供が一橋大学や慶應大学なんてとんでもない!」と言いがちです。繰り返しとなりますが、このような考えは先入観かもしれません。偏差値では、あなたのお子様の才能は分からないからです。偏差値が低くとも、「歌の才能」や、「文章の才能」、「人と接する才能」や、「考える才能」がある人はいます。学年ビリから慶應大学に現役合格した話が有名になったことがあります。このエピソードも、才能があった事例の一つと言えるでしょう。逆転合格は誰にでも起こりえるのです。
 加えて重要なことをお伝えしておく必要があります。才能は伸ばすことができます。「才能」を「適性」と書き換えることもできます。適性と言ってしまえば、適性が合わなければどうにもならないという話に聞こえるかもしれません。実際には、適性が関係しているだけで、適性だけですべてが決まるわけではありません。従って適性試験と考えない方がいいのです。難関大学の小論文試験やAO・推薦入試は、才能を伸ばせば、パスできる試験だということです。

現実的な対策は、一ヶ月に3時間だけ小論文の勉強をすること

小論文

 どんな受験生でも、一ヶ月に3時間だけ小論文の勉強をすれば、十分に慶應大学や難関国立大学に合格できる可能性があります。弊社のクライアントには、京都大学をはじめ、東京大学大学院や、国立医学部、国立法科大学院、慶應大学法科大学院などの合格実績がたくさんあります。
 具体的には、「一ヶ月に3時間程度通信添削のための勉強」を行っていれば、それだけで、難関国立大学合格や慶應大学合格の可能性は、誰にでもあります。英語の点数が半分程度しか取れなくとも、合格するケースがあります。
ただし、合格の確率を引き上げるには、重要な条件が2つだけあります。

《重要な条件》

  1. きちんと見ることができるベテランに小論文を添削してもらうこと。
  2. 継続すること。

 この2点に気をつけながら小論文を勉強していきましょう。

重要な視点

 基本的に、大学受験で合格するためのアプローチは次の3つです。

《受験の原理原則》

  1. こなす問題集を増やす・・・記憶量を増やすアプローチ。
  2. 得点力を養成する・・・読解力を引き上げるなど、小論文を含め解答力を養成する。
  3. やるべきことを絞る・・・戦略的にやらないことを決めて結果につながることをやる。

 記憶量を問われる試験では、「記憶した量」が多ければ受かります。記憶量を問われない小論文等の試験では、「教えられることの質」が高ければ受かりやすくなります。一般入試はこのように、「記憶力」「解答力」(評価されやすい解答を作る力)が高ければ合格します。AO入試や推薦入試は、「適応力」が高ければ合格します。大学が希望する能力が高い人から合格しやすくなります。
 従って、今からでも間に合わせる6つの方法は、上記の「記憶力」「解答力」「適応力」について「残された時間内で、合格できるレベルまで高める手段」、「今の能力で勝負できる受験枠を利用すること」ということになります。具体的には以下の6つのアプローチが「今からでも間に合わせる方法」になります。

《今からでも間に合わせる6つの方法》

  1. AO・FIT入試・推薦入試を受ける。
  2. 小論文を鍛えて、慶應大学・難関国立を受験する。
  3. 受験科目を絞る。
  4. 解答力を鍛える。
  5. 読解力を鍛える。
  6. 逆算して計画を立てる。

 今まで教育内容を考えた時に、「いかにして勉強ができるようになるか」ばかりを考えてしまっていなかったでしょうか。せっかくの才能が活かされないことがないように、ぜひ一度受験プランを練り直してみましょう。

本日のまとめ

 最後に本日のまとめを掲載します。

  1. 勉強ができなくても、難関大学に合格できる可能性がある。
  2. 毎月3時間程度でも難関国立、慶應大学の対策ができる。
  3. 読解力等、参考書や塾に頼らない勉強で成果につながることがある。
  4. AO入試やFIT入試を受けてみることで、短期合格する可能性がある。
  5. 小論文を鍛えて、慶應大学・難関国立を受験すれば短期合格できることがある。
  6. 今からでも間に合わせるために受験科目を絞る方法がある。
  7. 今からでも間に合わせるために解答力を鍛える方法がある。
  8. 今からでも間に合わせるために読解力を鍛える方法がある。
  9. 今からでも間に合わせるために逆算して計画を立てる方法がある。

プロフィール

profile_ushiyama

牛山 恭範(うしやま・やすのり)

  • 慶應義塾大学合格請負人
  • スキルアップコンサルタント
  • 専門家集団Allaboutスキルアップの担当ガイド
  • 株式会社ディジシステム 代表取締役
  • ヤフー(Yahoo)知恵袋 専門家回答者
  • 慶應大学進学専門塾『慶應クラス』主催者

慶應大学に確実かつ短期間で合格させる慶應義塾大学合格請負人。慶應義塾大学合格の要である、小論文と英語の成績を専門家として引き上げる為、理系を除く全学部への合格支援実績がある。(学部レベルだけに留まらず、慶應大学法科大学院へ合格に導く実績もある。)短期間で人を成長させる為の知見を活かし、教え子の小論文の成績を続々と全国10以内(TOP0,1%以内も存在する)に引き上げる事に成功。12月時点で2つの模試でE判定の生徒を2ヵ月後の本試験で慶應大合格に導く実績もある。

技術習得の専門家として活動する為、英語力の引き上げを得意としており、予備校を1日も利用させずにお金をかけず、短期間で英語の偏差値を70以上にして、帰国子女以上の点数を取らせるなどの実績が多い。慶應大学合格支援実績多数。

自分自身も技術習得の理論を応用した独自の学習法で、数万項目の記憶を頭に作り、慶應大学SFCにダブル合格する。(その手法の一部は自動記憶勉強法として出版)同大学在学中に起業し、現在株式会社ディジシステム代表取締役。
より高い次元の小論文指導、小論文添削サービスを提供する為にも、世界最高の頭脳集団マッキンゼーアンドカンパニーの元日本、アジアTOP(日本支社長、アジア太平洋局長、日本支社会長)であった大前研一学長について師事を受ける。

ビジネスブレークスルー大学大学院(Kenichi Ohmae Graduate School of Business)経営管理研究科修士課程修了。(MBA)スキルアップの知見を用いることで、牛山自身の能力が低いにも関わらず、同大学院において、『東大卒、東京大学医学部卒、京都大学卒、東大大学院卒(博士課程)、最難関国立大学卒、公認会計士、医師(旧帝大卒)、大学講師等エリートが多数在籍するクラス』(平均年齢35歳程度)において成績優秀者となる。個人の能力とは無関係に「思考・判断力」「多くの記憶作り」等で結果を出すことができるスキルアップコンサルタントとしてマスコミに注目される。(読売新聞・京都放送など)他の「もともと能力が高い高学歴な学習支援者」と違い、短期間(半年から1年)で、クライアントを成長させることが特徴。

慶應合格のためのお得情報提供(出る、出た、出そう)ではなく、学力増加の原理と仕組みから根本的に対策を行う活動で奮闘中。

著書

「慶應大学絶対合格法」

「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「小論文技術習得講義」

「小論文の教科書」

「自動記憶勉強法」

「~なぜ人は情報を集めて失敗するのか?~目標達成論」

「勉強法最強化PROJECT」(弁護士・医師との共著)

「慶應小論文合格バイブル」

「難関私大対策の急所」(以上共にエール出版社)

「機械的記憶法」(日本実業出版社)

「クラウド知的仕事術」(日本能率協会マネジメントセンター)

「速読暗記勉強法」(日本実業出版社)

第1回 「従来の教育法では慶應に益々合格しにくくなる」はこちら

第2回 「慶應大学合格に必要な要素と中核」はこちら

第3回 「慶應大学合格に有効な受験対策(前編)」はこちら

第4回 「慶應大学合格に有効な受験対策(後編)」はこちら

第5回 「慶應小論文対策で失敗しないための根本的対策」はこちら

第6回 「信頼関係と素直な心で慶應受験に強くなる」はこちら

スピンオフ第2回 「逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<前編>」はこちら

スピンオフ第2回 「逆転合格を可能にする慶應SFC小論文対策<後編>」はこちら

スピンオフ 「我が子を慶應大学に合格させる英語教育法」はこちら

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